このタイトルは初めてこのホームページに訪れた人には違和感のあるタイトルであろう。すでに何回か訪れている人にとっては・・またそれですか?・・という感じであろう。まず「1954年には定理されていた理論」て何だ?ということになるがサイトでも何回も説明しているように私の体の知識の教科書である。真実が文献には記されているが、内容は驚嘆するものが多く、一般の人が知らない内容がほとんどだ。私の極かぎられた知識では、アーユルヴェーダ「インド医学」に共通した教えがあるようだ。
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私の本心を言うと教科書である「1954年には定理されていた理論」を引用。あるいは現代主流の知識と比較したりすることが多いために、ある種のうしろめたさもある。・・また人の作った理論を引用するのか。他にないのか?自分の知識はないのか。・・こんな感じでしょうか。実は自分の知識もあるのだ。ここのホームページであえて1954年には定理されていた理論に、対抗できるものは断食しかないであろう。
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最近の健康ブームは人類の歴史史上最高ではないかと私は思っている。といっても昔を知らないので私の想像にすぎないが。面白い事に「1954年には定理されていた理論」では、断食について記述されている文献は、私の知る限りでは非常に少なく2・3行記されていただけである。しかもその内容は否定的であった。その趣旨は断食の理論は否定されていなかったが、・・そんな苦しい事をしなくても大丈夫ですよ。・・こんな感じであった。少し前置きが長くなったので、本題に入ろう。まず発熱について。これは対照的な事象が両者に多い。ここの記事ではいちいち「1954年には定理されていた理論」と断食と説明するより簡潔に両者と説明することにします。
決定的に異なる発熱作用。
- 決定的に異なる点は、両者の発熱についての見解である。もう一度言いますけど、両者って「1954には定理されていた理論」と断食のことです。まず決定的に異なるのは体内毒素は1954の方は、発熱で熔解される。こうあります。方や断食の方も目的は体内毒素の排出ですから、それには発熱が発生するはずですが、私の断食体験では一度もありませんでした。
- 発熱の典型的例の風邪が最も説明しやすいのですが、ホームページでは多くこの説明はしています。発熱で熔解した毒素は鼻水・痰・下痢・熱尿・寝汗で排出されます。分かりやすいはずです。
- ところが断食では毒素の溶解には発熱は起きません。必要ないということです。それなら何で毒素を溶解するのか? ホームページの断食関連の記事で、何回かすでに説明しています。水です。そのため断食では毒素が出る何日か前から喉の渇きが起きます。毒素排出量が相当量あるときは、凄まじい喉の渇きが発生します。毒素排出量と喉の渇きは比例しているということです。断食は水による毒素の溶解ということです。・・火「発熱」と水「断食」ですでに説明しています。・
両者の毒素排出の工程の差は?
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両者の毒素排出の決定的な差が分かってきました。なおここで取り上げている断食は、水を飲んで行う水断食のことです。通常の断食のことです。先にとり上げた「ドライ断食を予想すると?」で取り上げた。 水を飲まないドライ断食のことではありません。この断食は私は実行したことはありませんけど、繊細は「ドライ断食を予想すると?」にあります。
発熱による毒素排出の工程
とにかく両者における毒素溶解の決定的差が明解になりました。発熱と水ということですが、ここでは発熱の代表の風邪で説明していきます。風邪は発熱による体内毒素の溶解~移動~排出になるわけです。 方や断食は水による体内毒素の溶解~移動~排出になるわけです。毒素排出により体は健康に近づきます。血液も浄化されますし、血液という臓器の素材が浄化しているのですから、臓器を中心にした器官も正常化する理屈になります。
- 両者に方や発熱。方や水と毒素溶解の方法は決定的に異なるわけです。となるとその工程も異なってくるということになります。この辺から入りましょう。
両者のうち、発熱のほうから毒素の排出の段階について説明していきましょう。この場合排出の工程は2段階に分かれています。これも「1954年には定理されていた理論」の一部です。詳しくは「2段階に分かれる老廃物排出の工程は」2017/09/16日作成のブログ記事で言っています。以下の青色で引用します。・・
- 二段階に分かれる老廃物排出の行程とは、発熱するまでの行程と発熱が発生してから老廃物が排出するまでの行程を指します。最初の段階では症状は出ません。後半の段階で病気に例えると症状が現れて老廃物の排出により自然治癒に至ります。発熱による老廃物の溶解して移動する時痛みに代表される苦痛が現れるのです。
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・・発熱した状態とは誰でもわかりますね。風邪で発熱した状態か゛分かりやすいでしょう。この段階が2段階のうちの2番目の段階のことです。当然発熱に至るまでの段階が最初の段階です。これはピンとこない人が殆どでしょう。難しく考える事はありません。発熱してない状態の時のことです。普段の状態の時です。私がよく発熱を奨励しているように感じとる人もいますが、厳密に言えば発熱は体内毒素溶解作用のため、その苦痛が耐えられる状態の苦痛であれば最高によいのです。風邪が最高ということです。風邪のみでなくなった人の話は聞いたことがありません。他の病気があったか。老衰等で特別に体が弱っていれば別ですが。
運動を過激にやると節々にコリができて、コリが血管を圧迫して血液循環が悪くなるのが、風邪が分かりやすい体内毒素排出の最初の段階です。・・血液循環が悪いので疲れて体調が悪いです。この状態の時にボクシングの試合をすると当然のことながら体調は悪いです。俗に言う「オーバーワーク」とはこの状態の時です。この状態をすぎると発熱状態となり固結したコリ「毒素」を溶解して体調は良くなります。
断食による毒素排出の工程
- 断食は毒素の水による溶解ですから、咽喉の渇きが始まらなければ、毒素の溶解はまだ起きていないということになります。断食初日から喉が渇くことはありません。先に説明した発熱の場合は、発熱が起きる前にその前の状態が発生することは説明しました。コリ「毒素」の固結が発生する状態のことでした。2段階になっているという説明をしました。ここの説明は「1954年には定理されていた理論」の中にある教えを引用したものです。もう一つの私のホームページである「強いパンチを打つ秘密はこちら」では・・体の第一段階・第二段階・・と命名して作成しています。
- 断食の場合は「1954年には定理されていた理論」では文献はありませんので、当然私が考案した理論になります。といっても50年近く前に購入した断食の本はあったのですが、うかつにも失くしてしまいました。この本が私のもう一つの体についての教科書と言えるかもしれません。
- 回りくどい説明はこの辺にして断食を開始すると喉の渇きが発生する前に、発熱の場合とは逆に体調がよくなる状態が訪れます。これは血液循環がよくなるからです。この説明は毒素の水での溶解の前に、先に血液の浄化が起きるからです。断食開始から、初日・2日と腹は減りますが、3日目位から不健康な部分に血液が循環していきます。
- どういう事かと言うと・・・、分かりやすく言うと健康な人は断食をまずやりません。= 不健康な人が行う= 不健康な人は血液が汚濁している= 血液循環が悪い=血液の流れが悪い箇所がある
なぜ血液循環の悪いところまで流れるようになるかと言うと血液が、浄化しているからです。汚濁したドロドロの血液では流れは悪いのは理解できます。
- 断食の場合は毒素排出の前に血液の浄化が先に起こるということです。
- 血液の浄化が最初におきる。=血液循環がよくなり体調がよくなる。=血液循環が加速してくる。=病変部分というか、毒素堆積場所の血液も加速してくる。
- この好調期間で断食を最初に行った人も、断食が効果があるのが分かります。毒素の排出がなくともよい。一時的に体調が良くなれば良い。という人はこの辺でやめればよいのです。
- 断食を続けていくと、この好調状態は長続きしません。なぜかと言うと、毒素堆積部分の血液循環もよくなったために、今度は毒素の溶解に体が進行していきます。少し変な表現になりましたが。
- 血液循環がよくなったために、毒素の溶解が始まってくる。= 溶解に水が必要になる。=喉が渇いてくる。ということです。・・
- 風邪の場合は発熱が起きるまでと発熱がおきてからと、二つの老廃物「体内毒素」排出に至る工程が発生しました。断食の場合は発熱の代わりに水で毒素を溶解するのですから、食べないことによる栄養の吸収を血液中から行います。これが最初の工程です。養分が抜けたぶんだけ、濃度は下がり血液循環はよくなるのか?それでは血液中の毒素も同時に早く抜けるのか?だとしたら血液中の毒素が早く抜ける原因はどうしてか?
- 残念ながら私にはそれは分かりません。栄養素が抜けた分だけ濃度が下がるのはわかりますけど。しかし原因は分からずとも、私の40年間の断食体験では、40年前の最初に行った断食を除いては、すべて毒素排出の前に、血液の浄化が先に来て、体調が良くなる状態が先にきているのです。
- 40年前の一番最初の断食はどうなるんだ?と仮に問われたら、この場合は25歳のボクサー現役の時であり、体は痩せており、そのため、特別に早く毒素の排出が起きたのでしょう。何せ3日目にでましたから。その理由はすでに説明していますが、確信に当たるためもう一度言うと、断食の効果は消化作用が停止するため、残りの機能の二つである、燃焼と毒素の排出に向かうわけですが。痩せているということは、燃焼作用は大方済んでいるということです。身体は残りの一つの毒素の排出に向かうということです。
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